真っ暗なお墓の下の納骨室に、光を届けたい
納骨の時、墓石の下の納骨室をのぞくと、そこは薄暗く冷たい雰囲気でした。
家族がこんなに薄暗い空間に埋葬されるのかと知ったとき、とても寂しく、ご先祖様に申し訳ない気持ちになりました。
やがて自分もこの薄暗い空間に入るのかと思うと、底しれぬ寂しさと閉塞感が湧いてきました。
そこで思ったのです「窓があったらいいのに…」と。
窓があれば、
薄暗さ、冷たさが和らぐのではないか。
窓があれば、
お墓参りに来たことが亡き人に伝わるのではないか。
窓があれば、
亡き人のぬくもりが感じられるのではないか。
考え過ぎかと思いました。
でも、同じ想いの方々もいるのではないかと思い、試行錯誤の末、製品化に至りました。
本製品は、真っ暗な納骨室に、陽光や月明かりを取り入れることができます。
お墓に窓を設置することで、亡き人やご先祖様が私たちと共に季節の移り変わりを楽しめるかもしれません。
採光窓をつけるだけで一変するのです。
ご先祖様そして、亡き人々と私たちをつなぐ、新しいカタチです。
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デザイン例
ガラスは、光とともにある美しい素材です。
他の素材との大きな違いは、閉塞感を感じさせない点です。
ガラス造形作家による家紋をあしらった作品(写真左)は、板状のガラスを何枚も重ねたものに、手描きで顔料や箔を施していきます。
それを窯に入れ900℃の光熱でいっきに焼くという独特の手法を用いて制作します。
高温で焼くことにより、ガラスらしい表情とぬくもりのある高級感が生まれるのが特徴です。
家紋は、ご親族の歴史と思いが詰まった大切な象徴です。
一枚一枚丁寧にお作りいたします。
一般デザイン(写真右)は機械によって刻印するため、家紋のほか様々な絵柄に対応できます。
※各家紋、色の組み合わせ、家紋以外の絵柄の相談可。
制作工程:2週間程度
取り付け確認
取り付け位置、ガラスの大きさを計測
デザイン選定
デザイン、色など確認
蓋取り外し
納骨室の蓋を取り外し
仮蓋取り付け
雨水などの侵入を防ぐための仮の蓋を設置
加工
納骨室の蓋に穴あけ加工、ガラスのはめ込み
蓋取り付け
仮蓋を外し、加工した蓋を取り付け
※設置できないお墓もございます。予めご了承ください。
お問い合わせ窓口
有限会社 川本商店
本 店 〒107-0052 東京都港区赤坂6−10−11
営業所 〒333-0844 埼玉県川口市上青木1−7−4
TEL 048-254-2222
FAX 048-254-0888
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立正大学仏教学部卒業。東京仏教学院卒業。浄土真宗本願寺派僧侶。
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