人々の足を止め、思わず立ち止まってしまう、お寺の掲示板。
そんな「輝け!お寺の掲示板大賞2025」の募集が、今年もいよいよスタートしました。
仏教伝道協会が主催し、2018年の開催以降、全国から注目を集め続けるこの企画。

SNSでの投稿を通じて誰でも簡単に参加できるのも魅力です。

初回大賞の「おまえも死ぬぞ」がディープインパクトを残してから、はや8回目を迎えた今回。
さらに今年も、4回目となる特別賞「ここより賞」も決定!

記憶に残る過去のここより賞を振り返りながら、今年の応募方法や開催概要を詳しくご紹介します。

あなたの街のお寺にも、誰かの心を動かす言葉があるかもしれません。

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過去の「ここより賞」

2022年



       
    今日だけですよ
             

撮影者 あみたBAR @BAR70040383
寺院名 長稱寺(真宗大谷派・宮城県仙台市)

講評:おそらく、過去も未来も頭の中にしかない」という考え方を表した掲示だと思うのですが、短い文の中から「許し」のニュアンスを感じとることおでき、素晴らしく思いました。
飲み屋にツケを頼んだときの「今日だけですよ」のような。

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2023年



       
    疲れたらひと休み 
   休んだらまた一歩
               

撮影者 la source de vie@1947_2016
寺院名 潮泉寺(浄土宗・東京都文京区)

講評:この数年、私たちは感染症の危険に晒されながら生活をしてきました。
「ひと休み」も大事なことですが、「また一歩」という言葉から、疲れやストレスの中でも動かなければならない人へのエールを感じ、選出しました。

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2024年


        
高見を望めば首がこる
うつむき過ぎると壁に当たる
何でもほどほど水平がよい
              

撮影者 kumamoto-castle@kumamon1591
寺院名 宗岳寺(曹洞宗・熊本県熊本市)

講評:ご住職の人柄が伝わってくるような迫力を感じ、選出いたしました。
「中道」をわかりやすく説いているうえに、情景が浮かんでくるような描写力。
そしてなんといっても、手書きならではの「肉筆感」が圧倒的でした。

過去3回の「ここより賞」を紹介いたしました。
今年は、どんな言葉が選ばれるのでしょうか。
街かどの掲示板を見かけたら、ぜひ応募してみてください!

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「輝け!お寺の掲示板大賞2025」応募方法

「輝け!お寺の掲示板大賞2025」への応募は、X(旧Twitter)またはInstagramから、以下の手順でご参加いただけます。

1. 公式アカウントをフォロー

まずは、いずれかの公式アカウントをフォローしてください。

2. 掲示板の写真を投稿

お寺の掲示板の写真を撮影し、下記の4つの情報を添えて、ハッシュタグ #お寺の掲示板大賞2025 を付けて投稿してください。

必須記載事項:
  1. 撮影したお寺の名前
  2. お寺の所在地(例:〇〇県〇〇市)
  3. 撮影した日付(例:2025年7月15日)
  4. 掲示内容に対するコメントや感想(ひと言で構いません)

応募受付期間

2025年7月1日(水)0:00 ~ 9月30日(火)23:59

審査期間

2025年10月1日(水)~ 11月10日(月)

結果発表

2025年12月5日(金)
仏教伝道協会のホームページ内「お寺の掲示板大賞」特設ページにて、入賞作品および入賞者名を発表いたします。

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