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【いちばん明るい、北の国から】第5回
え、お寺がコワーキングスペース?
皆さん、こんにちは!北海道の玉置真依(たまき・しんえ)です。
前回が2022年5月20日だったので…4年ぶりですね。
実はこの4年の間に、仁玄寺の5代目住職に就任しましたが、お寺の内部での立場・動き方はそんなに変わっていません!笑
そんな中、今日は、前回の記事で予告した「本棚の部屋」こと、「ゆるみん館」の歩みについてご報告させてください
(『「誰かのとっておきの1冊」にまつわるインタビュー』も、いずれ復帰します!)
まず、自分が安らげるスペースが欲しかった
きっかけは、お寺でできることを探す中で訪れた「ワコールスタディホール京都」さん。
〈 https://emerging-future.org/newblog/20180321_wacoal/ 〉(2023年3月に閉館)
まるで図書館のような、明るく開放的なコワーキングスペースでした。そこで
・学生時代、図書館で、本に見守られながら、自習をしたり昼寝(ごめんなさい)したりしていた時間が、自分にとってとても大切であったこと
・その安らぎの時間が、当時の自分には無かったこと
に急に気づき、「お寺にこんな場所が欲しい!」と決意、部屋を整えました。
他の用事とのバランスを見て、月に1度きりのコワーキングday「ゆる自習」をもって、2022年12月に正式オープンしました。

次第に、地域に開けたスペースになってきた
オープンから3年半で、いくつかのご縁が広がりました。
現在、ゆるみん館では月1回ペースで
・写経会(※冬季のみ、夏場は本堂で開催)
・コワーキングスペースday「ゆる自習」
・ヨガ講師の中川安菜さんによる椅子ヨガ
〈 https://www.instagram.com/anna_yogalife?igsh=MTN6dGk3ZHluY2F6cQ== 〉
・参加者が好きな本を紹介しあう「ゆる読書会」
・隣町の人気リラクゼーションサロンの「えぞりす庵」さんの出張施術day
〈 https://www.instagram.com/ezorisuan?igsh=MWloazVzOGM2NjY3MQ== 〉
を開催できるようになりました。
また、このほかに、不定期の企画や、仁木町でイベントをやりたい方に会場提供もしています。

他にも色々ありました
うちの町なりの、ゆるやかで豊かなつながりを目指して…
4年の間で、1番嬉しかった言葉は「え、○○の□□さんって、△△やってるの?」です。
仁木町は、人口約3,000人の小さな町ですから、「ドコドコ勤務のダレダレさん」と言えば、「知ってる知ってる!」となりがちです。
けれど、「実はイベントでパフォーマンスしてます」「実は休みの日にヨガ教えてます」とか、いわば「もう1つの顔」の部分って、本業モードの時には話さないですよね。
ですので、ゆるみん館でのイベントでの交流タイムで、「え、○○の□□さんって、△△やってるの?」という言葉が出るたびに、嬉しくなりました。
ゆるみん館を通して、町の人のつながりが、ゆるやかに豊かになっていくような気がしたんです。
自分のために始めつつ、他者の方を向き、招いてみる
以上、いいことばかりを並べてみましたが、上手くいってないこともそれなりです。例えば、月1回のコワーキング「ゆる自習」は、現在ほぼ毎回「参加者は私1人」という状況です。
私が私であるための大切な時間だと思っているので「まぁ、いいか」と思っているんですけどね。
でもそうやって、はじめは自分1人のために整えた場所に、「仁木町には珍しい貸しスペース」という価値を見出して、頼ってくれる人たちがいて、良い流れになってきたのも事実なんです。

今、あなたが心から欲しいと思う「何か」も、実は誰かが必要としてくれるかもしれません。
小さく、無理なく、始めてみてはいかがでしょうか?
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高野山真言宗仁玄寺副住職。“大切な人と死別した子ども”を支える市民団体「グリーフサポートSaChi」の事務局員。宗派を超えた道内寺院関係者の集い「てらつな」運営にも注力。





