今年は、弘法大師・空海の生誕1250年を記念する特別な年であり、生誕の地である香川県善通寺の総本山では、さまざまな記念イベントが計画されています。

「秋季特別御開帳」では、善通寺の聖域である「御影堂奥殿」の御尊像が初めて再現され、御開帳されるほか、善通寺で200年ぶりに公開される「両界大曼荼羅」など、貴重なイベントが盛りだくさんです。



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「御影堂奥殿」の御尊像が初めて再現され、御開帳

空海の生誕地である「御影堂奥殿」(みえどうおくでん)は、普段は立ち入りが許されず、内部を見ることもできない聖域です。
しかし、この特別な秋の期間中、御尊像が聖霊殿で再現され、御開帳されます。
また拝観者特典として、毎日先着30名に精進料理手作り体験セット「こなとなりて」がプレゼントされます。

開催期間:2023年10月30日(月)~11月26日(日)

その他の注目行事

  1. 江戸後期の傑作建築である善通寺の五重塔、内部を特別公開

高さ約43メートルの五重塔は、国内の木造塔として3番目に高いもので、創建以来何度か再建されています。
普段は訪れることのできない初層と第二層が初めて公開されます。
特に、五層目の屋根から吊るされた心柱が、地上からわずかに浮かぶ特殊な構造に注目です。

公開日:2023年11月4日(土)・5日(日)・11日(土)・12日(日)・18日(土)・19日(日)・23日(木祝)・25日(土)・26日(日)

  1. 200年ぶりの御開帳「両界大曼荼羅(りょうかいだいまんだら)」

両界曼荼羅は、大日如来の説く真理や悟りの境地を視覚的に表現した曼荼羅です。
善通寺内では200年ぶりに公開され、文化財保護のため期間限定のイベントです。
また、11月11日(土)には、瀬戸内海歴史民俗資料館の松岡館長による講演会「善通寺所蔵の大曼荼羅について」も開催されます。

公開日:2023年11月7日(火)〜11月12日(日)

プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000062688.html



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