目次

納骨はいつすればいいですか?
【おしえて!お坊さん】
納骨の時期に、決まりはあるのでしょうか
納骨は、四十九日までに必ずしなければならないわけではありません
納骨の時期は、地域やご家庭の慣習によってさまざまです。すでにお墓がある場合は四十九日(満中陰)にあわせることが多いですが、新しくお墓を建てる場合などは、お墓が完成してからでも差し支えありません。
大切なのは、ご家族のお気持ちが整うこと。慌てず、それぞれのご縁と事情の中で納得できる時期を選ばれるとよいでしょう。
「納骨はいつすればよいのでしょうか」
「四十九日までに納骨しないといけませんか」
ご遺族から、このようなご相談を受けることがあります。
納骨の時期は、地域やご家庭の慣習によってさまざまです。
すでにお墓がある場合は、四十九日、浄土真宗では満中陰ともいいますが、その法要にあわせてご遺骨をおさめることが多いでしょう。
一方で、故人を機に新しくお墓を建立される場合は、必ずしも四十九日までに納骨しなければならないという決まりはありません。
お墓が完成してから納骨されても差し支えありません。
また、「夫婦そろってから納骨したい」と願われるご家族もいらっしゃいます。
法律上も、納骨そのものに期限が定められているわけではありません。
ただし、ご遺骨を墓地以外の場所に埋めることはできません。ご自宅で安置する場合も、将来的にどこへ納めるかを考えておくと安心です。
大切なのは、ご家族のお気持ちが整うことです。
慌てる必要はありません。
それぞれのご縁と事情の中で、納得できる時期を選ばれるとよいでしょう。
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お墓ができるまで、ご遺骨はどうすればよいのでしょうか
ご自宅で安置する
お墓や墓地が決まるまでは、ご自宅のお仏壇の前などにご安置されることが多いようです。長くなる場合は、置き場所や湿気、地震対策にも気を配ると安心です。
お寺に相談する
建立までに時間がかかる場合や、ご自宅での安置が難しい場合には、お寺でご遺骨をお預かりいただけることもあります。お手次の寺院や、ご縁のあるご住職に相談されると安心です。
お墓や墓地が決まるまでは、ご自宅のお仏壇の前などにご安置されることが多いようです。
ただし、ご自宅での安置が長くなる場合は、置き場所や湿気、地震対策などにも気を配っておくと安心です。
建立までに時間がかかる場合や、ご自宅での安置が難しい場合には、お寺でご遺骨をお預かりいただけることもあります。
お手次の寺院や、日頃からご縁のあるご住職に一度相談されるとよいでしょう。
ひとりで抱え込まず、仏縁の中で考えていくことが大切です。
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浄土真宗における「お墓」とは
お墓は、亡き方を思い起こし、ご恩をしのぶご縁の場です。
私が今ここにあるのは、多くのいのちのつながりがあってこそだと気づかされます。
お墓は「故人がおられる場所」というより、私たちが仏縁の中で手を合わせる場です。
一般には、お墓は「亡き方が眠る場所」「死後の安息の場所」と考えられることがあります。
しかし、浄土真宗では、阿弥陀さまのおはたらきによってお浄土に往生された方が、お墓の中や「草葉の陰」にとどまっておられるとは受けとめません。
お墓は、故人がおられる場所というよりも、ご遺骨をおさめる場であり、私たちが手を合わせるご縁の場です。
そこは、
・亡き方のご恩をしのぶ場所
・いのちのつながりを確かめる場所
・私たちが今ここに生かされていることに気づかされる場所
でもあります。
墓前に立つとき、私たちは亡き方のお姿やご恩を思い起こしながら、自らの歩みを見つめ直します。
そして、次の世代へと続くいのちの歴史を、大切に受け継いでいこうと心を新たにします。
納骨の時期も、お墓のかたちも、それぞれ異なります。
しかし、どのようなかたちであっても、仏縁の中で手を合わせる心こそが、もっとも大切なことではないでしょうか。
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立正大学仏教学部卒業。東京仏教学院卒業。浄土真宗本願寺派僧侶。
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