離れていても繋がっている『一蓮托生』
『一蓮托生(いちれんたくしょう)』という言葉があります。
誰かが先に亡くなったとしても、その人とのご縁は繋がっていて、また極楽で再会できるという意味です。
コロナ禍で人と人が直接会う機会が減っている現在。繋がっているという安心感こそ、いま求められているものではないでしょうか。
「どんなときも人との繋がりを感じられる、心の支えになるものを作りたい。」
そんな想いから、私と浄土宗・安養寺の清水良将(しみずりょうしょう)さんによるプロジェクトはスタートしました。日本の歴史の中で、幾度となく人々を苦しめてきた疫病。先人たちはどのようにそれを乗り越えてきたのか。そこに現代も活かせるヒントがあると私たちは考えました。
調べを進めていくうち、鎌倉末期、僧侶と弟子たちが大念珠を輪になって囲み、それを七日七夜回しながらお念仏を唱え続けたという歴史に辿り着きました。皆で同じ数珠を持つことで、繋がっているという安心感が生まれ、その安心感が疫病を打ち負かしたのです。
「同じ数珠を持つことで、繋がっているという安心感が得られる。それは今の時代も変わらないはず。だから、いつも身に付けていられて、いつも繋がりを実感できる数珠があれば、不安を抱える人たちを少しでも救うことができる。」
こうして私たちは、日常で身に付けられる数珠〈一蓮珠(いちれんじゅ)〉を作りました。
一蓮珠の詳細はコチラから
https://jinjabukkaku.online/ichirenju/
日常で身に付けられる数珠<一蓮珠>
一蓮珠を作るにあたって特にこだわったポイントは、親しみやすさです。多くの方にとって馴染みがない数珠を身に付けやすくするにはどうすればよいか、創業335年の老舗『安田念珠店』様と、創業240年の老舗『小堀仏具』様の協力も得て、試行錯誤を重ねました。
その末、一般的な腕輪念珠に比べて、ミニマルなサイズ感とシンプルなデザインに仕上げました。これならビジネスにもカジュアルにも溶け込み、いつも身に付けていられます。カラーバリュエーションも6種類と豊富なため、好みの色や鉱石で、自分にピッタリのものを選ぶことができます。
また、一般的な腕輪念珠の玉数は10~30個であるのに対し、一蓮珠の玉数は108個です。この108という数は、各宗派の正式なお念珠と同じであるため、一蓮珠は腕輪念珠としても正式な数珠としても使用できます。
普段はブレスレットとして、お祈りのときは手にかける数珠として、シーンに合わせた使い方ができます。
ご縁を繋ぐ〈一蓮珠〉
今回、一蓮珠をご購入いただいた金額の3%を、インドの子供たちの教育や医療難民の方々の支援をされている仏心寺さんへ、活動資金として寄付させていただきます。数珠を身に付けることで、遥か遠くの知らない人の助けになることができるのです。これもまた1つ、素敵なご縁です。
ご縁はまた新たなご縁を呼び、次々と繋がっていくものです。それは身近な大切な人かも知れませんし、遠くの誰かとの思いも寄らないご縁かも知れません。あるいは、仏様や日本文化そのものとのご縁かも知れません。神社仏閣で会った知らない人がたまたま同じ数珠を付けていた、なんてご縁もあるかも知れません。
そんなご縁の始まりとして、この一繋がりの輪はきっと役に立ってくれることでしょう。私自身、ここから繋がるまだ見ぬご縁を心より楽しみにしております!
◆一蓮珠の詳細・ご予約はコチラから
https://jinjabukkaku.online/ichirenju/
◆ YouTubeでも一蓮珠にかける想いをお話しました!
https://www.youtube.com/watch?v=_5IEvv69Qbo&t=27s
◆ 清水良将さんのチャンネルはコチラ
・りょーしょーチャンネル
https://www.youtube.com/user/ryosho1013
・りょーしょーお寺チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCxJmnRVBzfPpKJiihkmoVzQ
◆ 神社仏閣オンラインの活動について、以前取り上げていただきました!
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浄土宗寺院副住職。経産省イノベータープログラム始動第6期生。
㈱神社仏閣オンライン共同代表。平日は会社員、休日は副住職として実家のお寺を手伝う。