7月、8月は「お盆」の季節。
本来であれば、お盆休みを利用して帰郷。
ご両親やおじいちゃん・おばあちゃんに会いに行くところ、
昨年に引き続きコロナウイルス感染拡大防止の観点から、
帰郷できずにいる方、多いのではないでしょうか。
3密回避の観点から、外出そのものを控え自宅でむかえるお盆休み。
「ここより」を通じて、ここで改めて「お盆」の意味に触れてみませんか?
両親に、ご先祖さまに感謝する
「お盆」といっても、宗派や地域によって時期や風習は様々ですが、
「お盆」を通じて、両親とご先祖様に思いを馳せ、感謝するということは共通なのではないでしょうか。
私一人に両親は二人。
祖父母は四人。
そのまた親は八人…世代をさかのぼるごとに倍々で増え、
百数十年もさかのぼれば三十名を超えるご先祖さまがいて…。
数千年、数万年とさかのぼると、ご先祖さまの数は何万、数十万人…。
そして、時代をさかのぼるほど、「生き抜く」ことは過酷であったでしょう。
これまで数多くの疫病や、戦争、天災などに見舞われながら、生き抜いてくださったご先祖さま。
数十万人のご先祖さまの一人でも欠けていたら、今の私はいません。
「生まれるのは偶然、死ぬのは必然」
今ここにある私の命。
両親に、そして、ご先祖さまへの感謝の思いは尽きません。
そのような「両親に、ご先祖さまに感謝する」思いを「お盆」を通じて思いなおす。
「ここより」では、「お盆の意味」について様々な方面から触れております。
「ここより」を通じて、ここで改めて「お盆の意味」に触れてみませんか?
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立正大学仏教学部卒業。東京仏教学院卒業。浄土真宗本願寺派僧侶。
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