「ありかたプロジェクト」とは?

エンディング産業展2022にて。右から津田広布氏(鹿鳴堂)、大竹英次氏(みんてら/川本商店)、川本雅由氏(みんてら/川本商店)、本間啓輔氏(鹿鳴堂)

「ありかたプロジェクト」とは、先立たれた方々との繋がり方を見つめ直し、想いを伝承する仕組みを世の中に定着させる「ありかた」を日々模索し実現するプロジェクト。

プロジェクトを主催するのは、有限会社川本商店みんてら事業部鹿鳴堂株式会社

写真はエンディング産業展2022に出展した際のもの。右から津田広布氏(鹿鳴堂)、大竹英次氏(みんてら/川本商店)、川本雅由氏(みんてら/川本商店)、本間啓輔氏(鹿鳴堂)。

名前を連ねる京王電鉄株式会社は、近年京王線沿線を中心に納骨堂事業等を展開しており、「先立たれた方々との繋がり方」を考えるメンバーとして本プロジェクトに参加。ともに「ありかた」を模索し続けている。

今問われる「お墓」のありかた

先立たれた方々との繋がり方を考える上でも、昨今著しい変化をみせているのが「お墓」のありかた。

核家族化、少子高齢化、単身者世帯数の増加などの社会状況の変化は、経済的なことや立地のことなど、様々な側面から従来型のお墓を維持管理することを難しくしているといわれ、お墓の形態は、永代供養墓や樹木葬など、その需要は変化を続ける。

「お墓離れ」から故人と繋がる機会の減少を懸念。今動かねば…。

「ありかたプロジェクト」では、時代の変化とともに進む「お墓離れ」、「お墓参り離れ」など、物理的な要因がやがては精神的な繋がりをも奪ってしますのではないかと懸念。

このままでは先立たれた方々との精神的な繋がりも絶えてしまう。

今動かねば…。

新しい繋がり方、「ありかた」を模索する旅がはじまりまった。

想いを伝える側の負担を軽減し、世代を問わず思い立った時から始められる。それでありながら、より深い結び付きを創出するプラットホーム構築をすべく、プロジェクトは始動。

プロジェクトの立役者、川本商店 川本雅由氏と鹿鳴堂 津田広布氏はこう語る。

「正直なところ、「ありかたプロジェクト」の目指すものには正解もなければ終わりもないのかもしれません。でも、これまでの「ありかた」に疑問を持ち、問い、新しいカタチを模索し続けることが、本プロジェクトの一番大事なところだと思っています」

「「ありかたプロジェクト」のミーティングは、各自が言いたいこと言って、思いをぶつけて、みんなで考えて、何の結論も出ずに終わることがほとんどなんです。」

「そこから、ようやく形になるものを生み出したとしても、世間に受け入れて頂くには実績が求められます。でも、これまでになかった「ありかた」には実績なんてありません。世間に受け入れて頂くことも大きな課題です」

「また、「ありかたプロジェクト」の活動が、「お墓離れ」の解消に繋がればとも思っています」

大変難しい課題のとりかかっているお二方の瞳には輝きがみえる。

まとめ

先立たれた方々、いわゆる仏さまとの繋がり方は大変重要なこと。
私も僧侶の立場として「ありかた」を模索し、これからも本プロジェクトに寄り添い、応援して行きたいと思う。

「ありかたプロジェクト」に関するお問い合わせ先

TEL:048-254-2222
(担当:川本・津田・大竹・本間)

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