40・50代は人生の分岐点

人生100年時代といわれても「明るい未来なんてとても想像できない……」という人は少なくないかもしれません。
でも「本当にこのままでいいの?」と漠然とした不安を抱え、人生の後半を楽しめないとしたらもったいない!

そう、100歳まで生きるとしたら、40・50代はちょうど折り返し地点。
子育てがひと段落したり、仕事とプライベートのバランスが上手にとれるようになる、充実した年代でもあります。

「40・50代は、まさに人生の大きな変わり目です」と言うのは、10年前、45歳のときに41歳のご主人と死別した、終活ジャーナリストの金子稚子さん。
健康そのものだと思っていたご主人に突然重病が見つかり、その時にはすでに末期。1年半の闘病と、死に並走した経験から、現在は死の前後を広くカバーする活動を行っています。

「夫の病気と死も当然ですが、その後10年も更年期障害で大変でした。そして今は、親の介護も視野に入ってきています。身体的にも環境的にも変わらざるを得ない状況が続いていますが、でも同世代の女性は、多かれ少なかれ私と同じではないでしょうか?」
自分の体の大きな変化に向き合いながら、親や配偶者の病気、介護、そして死といった、人の生き死にに関わる重い出来事が、自分にも自分の周囲にも起こり始めるのが40・50代。
苦しいことばかり……、と暗くなるのではなく、前向きに準備を始めてみませんか。

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「お金」は大事だけれど…

「何年か前に、金融庁が『老後30年間で2000万円が不足する』との報告書を発表し、大騒ぎになったことがありましたが、お金への不安も大きいですよね。でも40・50代になったら、お金のことよりも『人とのつながり』を強く意識したほうがいいと思います」
お金があれば、確かに選択肢やできることは増えるでしょう。けれども「お金では解決できないことが死の前後にはある」と金子さんは続けます。
「例えば、命に関わるところでの医療の決定、大切な人と死別した後の悲しみといった、何かのサービスを買うことで、きれいさっぱりと『解決』できるわけではないものが、身の回りに次々起こってきます。そのときに力になるのが『人とのつながり』。言い古されたことですが、真実だなといつも実感しますね」

では実際に、どんなときに「人とのつながり」が鍵になるのか、そのために何をしたらよいのか。金子さんは、すべきこととして「ストーリーの共有」を挙げます。
私たちの。より良い「これから」を考えるうえで、切っても切り離せない「そのとき」のこと。
金子さんは、自分の「これから」=「生き方」について考えていく取り組みが、いずれ訪れる親や配偶者の介護・死別においても支えになるといいます。一体どういうことなのでしょうか。

気になるこの後は、雑誌『凛咲』で!

「これからのわたしへ」今後の見出し
・40・50代から始めたい「シン・終活」とは
・「シン・終活」へのファーストステップ
 →「生前」「他界」「その後」の3つのステージで起こること、関わる人を知る
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・「ストーリー」共有のカギ 3つの「立場」とは
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