首都圏で冠婚葬祭互助会を運営する株式会社くらしの友(本社:東京都大田区、代表取締役社長:伴 久之)は、第17回「つたえたい、心の手紙」コンテストの入選作品を決定した。
全国から寄せられた775作品の中から23作品が選出され、金賞には高橋 萌香さん(神奈川県)の『振り袖姿の私を見て大泣きしたおばあちゃんへ』が輝いた。



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亡き大切な人へ――心の手紙がつなぐ想い

「つたえたい、心の手紙」コンテストは、“亡くなって、今はもう会えない大切な人への手紙” をテーマに、伝えたかった想いや生前に伝えられなかった言葉を手紙にして応募する企画。

くらしの友では、ご葬儀の際に故人への手紙を棺に納める方が多いことを受け、「手紙を書くことで悲しみを乗り越えるきっかけになれば」との想いから、2008年より毎年開催している。
今回で17回目を迎え、これまでの累計応募総数は18,000通を突破。
10代から90代まで幅広い世代からの応募が寄せられ、世代を超えて多くの人々の共感を集めている。

金賞作品『振り袖姿の私を見て大泣きしたおばあちゃんへ』

金賞に選ばれた高橋 萌香さん(神奈川県・27歳)の作品は、成人式で振袖姿を見た祖母が涙を流した思い出を綴った一篇。

作品のあらすじ

祖母は孫の晴れ姿を見て言葉もなく涙を流した。しかし、後に祖母の人生を知った作者は、その涙の意味を深く考えるようになる。

戸籍を辿ると、祖母は若くして波乱に満ちた人生を歩んでいたことが判明。
二度の結婚、二度の死産――それでも孫の前では決して苦労を語らず、ただ優しい祖母であり続けた。
その姿を想い、「次に会えたら、あなたが背負った荷物を少し持ってあげたい」と、切なくも温かな愛を込めた手紙となっている。

審査員総評

本作について審査員は、「故人の人生に対する深い理解と愛が込められた作品。人生の重みと、家族の絆が鮮やかに描かれている」と高く評価。
回を重ねるごとに応募作品のレベルが向上しており、悲しみの中にも感謝や前向きな意思が伝わる手紙が多かったとコメントしている。



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受賞作品一覧

🏆 金賞(1作品)
『振り袖姿の私を見て大泣きしたおばあちゃんへ』 高橋 萌香 さん(神奈川県・27歳)

🥈 銀賞(5作品)
『じぃじへ』 帶包 ひかり さん(東京都・7歳)
『お義母さん』 竹岡 千賀 さん(京都府・71歳)
『やっと言えた母への「ありがとう」』 矢野 実紀 さん(京都府・51歳)
『私の仕事を見守ってね』 田中 典子 さん(東京都・48歳)
『ここから』 鹿住 敏子 さん(埼玉県・67歳)

🏅 佳作(5作品)
🏅 入賞(6作品)
🏅 審査員特別賞(6作品)

※各作品の詳細は公式Webサイトにて公開予定
https://www.kurashinotomo.jp/tegami/

「つたえたい、心の手紙」コンテスト概要

作品字数:800字程度
審査委員長:株式会社くらしの友 代表取締役会長・伴 良二
審査員:ジャーナリスト・足立 則夫 / 小説家・朝比奈 あすか / ライター・山内 史子 ほか
応募期間:2024年5月1日~10月31日
応募作品数:775点(アマチュアのみ)



「言葉にすることで、心は前を向く」
「つたえたい、心の手紙」コンテストは、亡き大切な人とのつながりを形にする場として、これからも多くの人に寄り添い続ける。


📢 引用、リリース元PR TIMES



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