
朝方、ノドの渇きで目が覚める。
餃子の王将でハイボールを7、8杯呑んだからだ。
ホルモンの味噌炒めとの相性がよすぎる。
『目が覚めたから、まぁいっか』
そう思いながら起き上がる。
還暦を過ぎた独身ボーズの朝は切ない。
昨日、葬儀社の新サービス発表会に行った。
単身高齢者向けの葬儀・死後の事務委任サービス。
葬儀社が“直葬”を、司法書士が“喪主”と“死後の片づけ”をやってくれる。
ベーシックなプランで74万円ほど。
入会金、火葬料、公証人手数料などが別途かかる。
警察庁によると、この半年で自宅で死亡した単身高齢者は28,000人を超える。
人口動態を考えれば、今後増加が見込まれる。
孤独死の葬儀に立ち会ったことがある。
発見まで時間がかかったようで、納体袋は閉じられたままだった。
生前ご縁の薄かった従弟がひとり見送った。
他人事じゃないだろう。
二日酔いの頭でぼーっと考える。
でも、『やらねばならないことが多すぎる』『何から手をつければいいのか』『手間や金がかかる』…。
で、今朝の結論は『後延』。
そんなボーズにも墓じまいの相談が来る。
ご喪家には、「ご親族にお声がけして」「早めにお手次寺にご相談を」などと助言する。
臆面もなく。
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