4月18日から春季特別展「京都・真如堂の名宝」が龍谷ミュージアムで開催!

平安時代に創建された京都の洛東にある古刹・真如堂(天台宗)が千年以上にわたって守り伝えてきた仏教美術の精華を、約100件という大規模なスケールで紹介する展覧会です。

寺外に出ることのない秘仏・名宝が多数含まれており、文化財としても宗教美術としても極めて貴重な機会となっています。

「京都・真如堂の名宝」見どころ

1

「うなずきの弥陀」と真如堂の創建

真如堂の象徴といえば、本尊の阿弥陀如来立像です。通称「うなずきの弥陀」。平安時代、この像を彫り終えた慈覚大師円仁が「都へ下ってすべての人々を救ってほしい」と願った際、阿弥陀像が頷いて応えたという伝説が残っています。後にこの聖像を、戒算上人が東山の地へ移し、真如堂を創設しました。この伝説の背景と、真如堂が都における念仏信仰の拠点としてどのように発展してきたかを紐解きます。

2

巨匠・運慶が結縁したとされる国宝『法華経』を公開

真如堂に伝わる仏教美術の粋が集結します。特筆すべきは、国宝『法華経(運慶願経)』です。鎌倉時代の巨匠・運慶が結縁したとされる経典であり、平安後期から鎌倉時代にかけての端正な美しさと歴史的重要性を備えています。また、重要文化財『真如堂縁起』は、後柏原天皇の宸翰(直筆の言葉)を含む豪華な絵巻物で、真如堂の由緒を鮮やかな色彩で現代に伝えます。

3

画家・狩野山雪の重要文化財『寒山拾得図』に注目

真如堂の歴史を支えた人々や、ゆかりの人物に焦点を当てます。真如堂は江戸時代の豪商・三井家の菩提寺としても知られており、三井家との深い繋がりを示す資料も見どころの一つです。絵画作品では、江戸時代の奇想の画家・狩野山雪による重要文化財『寒山拾得図』が注目です。独特の構図と筆致は、観る者に強い印象を残します。

4

平安仏と創建当時の都の雰囲気を紹介

真如堂が創建された当時の都の仏像も併せて展示します。真如堂自体の宝物だけでなく、同時代の平安仏と比較することで、1000年以上続く真如堂の信仰がどのような土壌で育まれたのかを立体的に理解できる構成となっています。

「京都・真如堂の名宝」開催概要

春季特別展「京都・真如堂の名宝」

開催場所
龍谷ミュージアム
京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前)
開催期間
2026年4月18日(土)~6月14日(日) 休館日:月曜日(5/4は開館)、5/7(木)
開館時間
10:00~17:00 ※最終入館受付は16:30まで
入館料
一般:1,600(1,400)円
高大生:900(700)円
小中生:500(400)円 ※( )は前売り/20名以上の団体料金
未就学児、障がい者手帳をお持ちの方(+介護者1名)は無料
公式サイトで詳細を見る

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「京都・真如堂の名宝」関連イベント

関連イベント

記念講演会 「真如堂一山 法輪院の阿弥陀如来像の修理」

日時 5月10日(日)13:30~15:00 講師 桑原正明氏(京都府教育庁文化財保護課副主査)
森内明氏(公益財団法人美術院国宝修理所技師)
会場 龍谷大学 大宮キャンパス 東黌101教室

※事前申込必要 / 聴講無料 / 先着150名 / 観覧券必要(観覧後の半券可)

トークセッション 「真如堂 一千年の歴史を語り尽くす」

日時 5月24日(日)13:30~15:00 講師 井上幸治氏(京都市歴史資料館研究員)
長村祥知氏(富山大学学術研究部准教授)
石川知彦(龍谷ミュージアム副館長)
会場 龍谷大学 大宮キャンパス 東黌101教室

※事前申込必要 / 聴講無料 / 先着150名 / 観覧券必要(観覧後の半券可)

ギャラリートーク(展示室で作品の見どころを学芸員が解説)

日時 4月26日(日)、5月16日(土)、6月7日(日)13:30~14:15 集合 龍谷ミュージアム101講義室

※事前申し込み不要 / 聴講無料 / 当日の観覧券必要

法話 「真如堂の阿弥陀信仰」

日時 5月31日(日)13:30~14:15 講師 本郷泉観師(真正極楽寺 真如堂執事) 会場 龍谷ミュージアム101講義室(定員:先着50名)

※事前申込不要 / 聴講無料 / 当日の観覧券必要

シアター上映 「真正極楽寺 真如堂」(約10分)

内容 ミュージアム3階のシアターにて、200インチのスクリーンで大迫力の映像を上映。 時間 10:30から30分毎に上映(最終上映 16:30)

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