2026年2月6日(金)、この冬一番の感動作、映画『ほどなく、お別れです』がいよいよ公開されます。 第19回小学館文庫小説賞を受賞したベストセラー小説が原作です。

葬儀の現場を舞台に、不器用な若者たちが「生」と「死」に向き合い成長していく姿を描いた本作。公開前に知っておきたいあらすじやキャスト、見どころをまとめてご紹介します。

どんな物語? 『ほどなく、お別れです』あらすじ

「別れの数だけ、出会いがある」

就職活動がうまくいかず、人生に迷っていた大学生の清水美空(浜辺美波)。 彼女はひょんなことから、葬儀会館「坂東会館」でアルバイトを始めることになります。

そこで出会ったのは、漆黒のスーツを着こなし、誰よりも遺族に寄り添う葬祭ディレクター・漆原礼二(目黒蓮)。 仕事に厳しい漆原のもとで働き始めた美空でしたが、実は彼女には、人には言えない「ある秘密」がありました。

それは、事故で亡くした姉の死をきっかけに、故人の“想い”を感じ取ること。

漆原のプロフェッショナルな導きと、美空の不思議な力が交錯し、二人はさまざまな「訳あり」の葬儀に向き合っていきます。 故人が最後に伝えたかった想いとは? そして、美空自身が乗り越えなければならない過去とは――。

涙なしでは見られない、心温まるヒューマンドラマです。

原作:長月天音『ほどなく、お別れです』(小学館文庫) 葬儀の現場をリアルかつ幻想的に描き、多くの読者の涙を誘ったベストセラー小説です。

キャスト

清水美空 役:浜辺美波

過去の事故によるトラウマと、不思議な能力に悩みながらも、葬儀の仕事を通して前を向こうとする主人公・美空を演じます。等身大の大学生が成長していく姿は必見です。

漆原礼二 役:目黒蓮

美心葬祭の若きエース。一見クールで厳しい上司ですが、遺族への想いは誰よりも熱く優しい漆原を好演。美しい所作や、プロとしての仕事ぶりにも注目が集まります。

本作の見どころ!

リアルで温かい「お見送り」の描写

本作の舞台は葬儀会館。
普段あまり知ることのない「お見送り」の裏側が丁寧に描かれています。
納棺の儀式や、遺族への言葉かけなど、静謐で美しいシーンの数々は、映画館のスクリーンでこそ味わいたい映像美です。

「死」を通して描かれる「生」の輝き

テーマは葬儀ですが、決して暗い物語ではありません。
故人の想いを知ることで、遺された人たちが再び笑顔を取り戻していく「再生」の物語です。
観終わった後には、大切な人に会いたくなるような余韻に包まれるでしょう。

まとめ

私たちは普段、僧侶として数多くのお別れの場に立ち会います。 儀式を執り行いますが、そこで大切にしているのは、形式そのものではなく、「ご葬家に寄り添い、故人を想う心」です。

仏教には「愛別離苦(あいべつりく)」という言葉があります。
愛する人と別れることは、人生で最も辛い苦しみの一つであるという意味のこの言葉。
この映画『ほどなく、お別れです』は、その避けられない苦しみに、ごまかすことなく、ただ静かに寄り添っています。

映画をご覧になった後、もし大切な誰かの顔が浮かんだら、心の中でそっと手を合わせてみてください。

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