雷門をくぐり、仲見世通りを抜けた先に待っている、「浅草寺(せんそうじ)」。
この浅草寺が、この冬、かつてない幻想的な光のアートに包まれます。

2025年12月3日(水)から7日(日)までの5日間限定で開催されるイベント、「ASAKUSA CULTURE & LIGHTS 2025(浅草カルチャー&ライツ2025)」をご紹介します。


浅草寺(せんそうじ)ってどんなお寺?

東京都内最古のお寺である浅草寺。その歴史はなんと飛鳥時代、西暦628年まで遡ります。
隅田川で漁をしていた兄弟の網に、一寸八分(約5.5cm)の金の観音様がかかったことが始まりと伝えられています。

以来、「浅草の観音さま」として、将軍や武士だけでなく、広く庶民の信仰を集めてきました。
どんな人でも分け隔てなく受け入れる「慈悲の心」と、江戸っ子の活気が混ざり合う、まさに「庶民のための開かれたお寺」。



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史上初! 五重塔や宝蔵門がキャンバスに

イベントの一番の目玉は、なんといっても「プロジェクションマッピング」。
浅草寺の歴史上初めて、宝蔵門、五重塔、そして重要文化財の二天門に、壮麗なデジタルアート映像が投影されます。

1400年の歴史を持つ建築美と、最先端の光の技術が融合する瞬間。
夜の浅草に浮かび上がる五重塔がどんな表情を見せてくれるのか、想像するだけでワクワクしませんか?
このプロジェクションマッピング、観覧無料・予約不要で楽しめます。

7年ぶりの公開! 秘密の「伝法院庭園」へ

浅草寺の境内にありながら、普段は固く閉ざされている名勝「伝法院(でんぼういん)庭園」と、歴史的な大絵馬が眠る「絵馬堂」が、なんと7年ぶりに特別公開されます!

小堀遠州(こぼりえんしゅう)作とも伝えられる美しい日本庭園を歩き、歌川国芳などの絵師たちが描いた大迫力の絵馬を間近で見る。
昼間の特別拝観に加え、夜には庭園がライトアップされる「夜間特別拝観」も行われます。

都会の喧騒を忘れさせてくれる静寂と、闇夜に浮かぶ幻想的な庭園美。
この「秘密の花園」に足を踏み入れることができます。



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5日間だけの特別な浅草体験

開催は2025年12月3日(水)〜7日(日)の5日間。
プロジェクションマッピングは誰でもふらりと立ち寄って楽しめますが、特別拝観は事前申し込みが必要です。

いつもとは違う、光り輝く浅草寺。
この冬一番の思い出を作りに、夜の浅草へ出かけてみませんか?

【イベント概要】

ASAKUSA CULTURE & LIGHTS 2025(浅草カルチャー&ライツ2025)

  • 開催期間: 2025年12月3日(水)〜7日(日)
  • 会場: 浅草寺(東京都台東区浅草2-3-1)

① プロジェクションマッピング(宝蔵門・五重塔・二天門)

  • 時間: 17:30〜21:30
  • 料金: 無料・申込不要

② 名勝 伝法院庭園・絵馬堂 特別拝観(昼・夜)

  • 内容: 通常非公開エリアの特別公開(夜間はライトアップ)
  • 料金:
    • デイタイム(特別拝観):5,000円
    • ナイトタイム(夜間特別拝観):3,000円
  • 申込: 公式サイト等より要事前予約(有料)

アクセス:東京メトロ銀座線・都営浅草線「浅草駅」より徒歩5分

  • 東京メトロ銀座線・都営浅草線「浅草駅」より徒歩5分



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リリース元:株式会社一旗/配信:PR TIMES
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