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凛とした空気が心地よい、冬の鎌倉。
日本最古の禅の専門道場として知られる名刹・建長寺(けんちょうじ)で、この冬、少し特別なアートイベントが開催されます。

その名も、「わたしの輪郭が、やわらかくなる。」

タイトルだけで、なんだか少し肩の力が抜けるような気がしませんか?
今回は、12月12日(金)から5日間限定で行われる、お寺とアート、そして福祉が交わる優しい企画展をご紹介します。



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「異彩」を放つアート×禅の空間

このイベントを手掛けるのは、「ヘラルボニー」
知的障害のある作家たちが描く、強烈で、自由で、美しいアート作品を世に送り出している話題の福祉実験ユニットです。

会場となるのは、建長寺の奥にある「応真閣(おうしんかく)」。
普段は厳粛な空気が漂うこの場所が、期間中は色鮮やかなアートと光の演出によって、幻想的な空間へと生まれ変わります。

「輪郭」がやわらかくなる時

私たちは普段、社会の中で「常識」や「肩書き」、あるいは「健常者と障害者」といった、目に見えない「輪郭(境界線)」の中で生きています。

しかし、禅の教えには、すべての執着を手放し、ありのままの自分を見つめる心があります。
そしてヘラルボニーのアートもまた、既存のルールに縛られない自由な魂から生まれるもの。

歴史あるお寺の柱や畳の上で、作家たちのパワフルな作品に出会ったとき。
私たちの心を縛っていた「固い輪郭」が、光に包まれてふわりと溶けていく……。

そんな不思議な体験ができるかもしれません。



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師走の心のデトックスに

開催は2025年12月12日(金)から16日(火)までの5日間。
入場は無料ですが、建長寺への拝観料が必要です。

お寺にお参りして心を整え、アートに触れて感性を解き放つ。
忙しい師走の時期だからこそ、そんな「やわらかい時間」を過ごしに、鎌倉へ出かけてみてはいかがでしょうか。

イベント概要

東アジア文化都市 2025 鎌倉市企画展「わたしの輪郭が、やわらかくなる。」

開催期間: 2025年12月12日(金)〜 12月16日(火)
時間: 10:00〜16:30(最終入場 16:00)
会場: 建長寺 応真閣(神奈川県鎌倉市山ノ内8)
料金: 無料
※別途、建長寺の拝観料が必要です(大人500円、小中学生200円)
アクセス: JR横須賀線「北鎌倉駅」より徒歩約15分

リリース元:株式会社ヘラルボニー/配信:PR TIMES
リリース全文はこちら



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